git push origin branch1:branch2の説明

1. git push origin branch1:branch2について

具体的な解説は次の通りです：

1. git push：Gitのプッシュコマンド。これはローカルの変更をリモートリポジトリに送信するために使用されます。
2. origin：リモートリポジトリの名前。通常、“origin” はリモートリポジトリのデフォルト名で、リモートリポジトリのURLを指すエイリアスです。
3. branch1:branch2：この部分は「ローカルブランチ:リモートブランチ」の形式です。具体的には、ローカルブランチ “branch1” の変更をリモートブランチ “branch2” にプッシュすることを示しています。つまり、ローカルブランチ “branch1” の内容がリモートブランチ “branch2” にコピーされます。

2. git pushのデモ

# git branch -aで現在のブランチ一覧を確認
soil_@tin-pc MINGW64 /c/work/04_OD/docker_boot (main)
$ git branch -a
  demo1
* main
  remotes/origin/HEAD -> origin/main
  remotes/origin/demo1
  remotes/origin/main

# ブランチdemo1に切替
$ git checkout demo1
Switched to branch 'demo1'

# git push origin branch1:branch2の実行
$ git push origin demo1:demo2
Total 0 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 0
remote:
remote: Create a pull request for 'demo2' on GitHub by visiting:
remote:      https://github.com/xxxxx/docker_boot/pull/new/demo2
remote:
To https://github.com/xxxxx/docker_boot
 * [new branch]      demo1 -> demo2

# 実行結果：リモートリポジトリに新しいブランチ（demo2）が生まれた
soil_@tin-pc MINGW64 /c/work/04_OD/docker_boot (demo1)
$ git branch -a
* demo1
  main
  remotes/origin/HEAD -> origin/main
  remotes/origin/demo1
  remotes/origin/demo2
  remotes/origin/main

3. “git push origin branch1” コマンドを実行する際、リモートリポジトリにブランチ “branch1” が存在する場合と存在しない場合

1. リモートリポジトリに “branch1” が存在する場合:

   • ローカルブランチ “branch1” の変更がリモートリポジトリの “branch1” にプッシュされます。
   • ローカルの “branch1” に行った変更がリモートの “branch1” にコピーされ、リモートブランチが更新されます。

2. リモートリポジトリに “branch1” が存在しない場合:

   • 新しいリモートブランチ “branch1” が作成され、ローカルブランチ “branch1” の内容がその新しいブランチにプッシュされます。
   • これにより、リモートリポジトリに新しいブランチが作成され、ローカルブランチ “branch1” がそのブランチにリンクされます。