1. git fetch
とは
参考リンク
git fetch コマンドは、リモート リポジトリからローカル リポジトリにコミット、ファイル、参照をダウンロードします。 フェッチとは、他の開発者の作業内容を確認する場合に行う操作です。
git fetch origin main
コマンドをローカルの main
ブランチで実行する場合、以下のイメージ
$ git fetch origin main
From https://github.com/xxxxxx/docker_boot
* branch main -> FETCH_HEAD
変更を適用するには、git merge origin/main
または git pull origin main
コマンドを使用してリモートブランチの変更をローカルブランチに統合する。
※git merge origin/main
ですか、またはgit merge FETCH_HEAD
ですか
2. リモートブランチ参照
以下のいくつかの方法を使用できます。
①. git branch -r
コマンド:
git branch -r
コマンドは、リモートブランチの一覧を表示します。これにより、リモートリポジトリのすべてのリモートブランチが表示されます。
git branch -r
このコマンドの出力は、リモートブランチの名前が origin/branch_name
の形式で表示されます。
②. git remote show
コマンド:
git remote show
コマンドを使用して、リモートリポジトリに関する情報を表示できます。これにはリモートブランチの一覧も含まれます。
git remote show origin
このコマンドはリモートリポジトリ origin
の情報を表示し、その中にリモートブランチの情報も含まれます。
③ git ls-remote
コマンド:
git ls-remote
コマンドは、リモートリポジトリのリファレンス(ブランチやタグなど)の一覧を表示します。これにより、リモートブランチの情報も表示できます。
git ls-remote --heads origin
このコマンドは origin
リモートリポジトリのブランチの一覧を表示します。
④. git diff
コマンド
git diff branch_name..origin/branch_name
これらの方法を使用して、リモートブランチの一覧や詳細情報を取得し、必要に応じてリモートブランチとの対話や操作を行うことができます。
3. remotes/
とは
remotes/
は Git がリモートリポジトリとそのリモートブランチを管理するための内部的な名前空間の一部です。Git はリモートリポジトリから取得したブランチを、この名前空間内に格納します。
例えば、origin
という名前のデフォルトのリモートリポジトリから master
ブランチを取得すると、Git はそれを remotes/origin/master
という名前で格納します。これは Git の内部で使用される名前で、通常、操作を行う際にはこの remotes/
の部分を省略して origin/master
として扱います。
簡潔に言えば、remotes/
は Git の内部表現であり、通常の Git コマンドで明示的に指定する必要はありません。Git が自動的にリモートリポジトリとそのブランチを追跡し、適切なリモートブランチに対応するローカルブランチを更新します。
なので、「git checkout -b demo2 remotes/origin/demo1」と「git checkout -b demo2 origin/demo1」は同じです。
$ git checkout -b demo2 origin/demo1
Switched to a new branch 'demo2'
branch 'demo2' set up to track 'origin/demo1'.
$ git checkout -b demo2 remotes/origin/demo1
Switched to a new branch 'demo2'
branch 'demo2' set up to track 'origin/demo1'.
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