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子の曰わく、我れ三人行なえば必ず我が師を得(う)。其の善き者を択びてこれに従う。其の善からざる者にしてこれを改む。

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fsckでファイルシステムを修復

tin
tin
2024-05-02 / 0 コメント / 0 いいね! / 295 読み / 600 文字

1.現象:

Linux(Red hat)の仮想マシンを再起動する際、下記のエラーが発生し、サーバ起動ができませんでした。

/dev/mapper/root: Superblock last mount time (Tue Jul  2 17:40:11 2024,
         now = Thu May  2 18:46:53 2024) is in the future.
/dev/mapper/root: UNEXPECTED INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY.
         (i.e., without -a or -p options)
                                                                                                 [FAILED]
*** An error occurred during the file system check.
*** Dropping you to a shell; the system will reboot
*** when you leave the shell.
Given root password for maintenance
(or type Control-D to continue):

2.分析:

上記のエラーを見て、最近にサーバで日付変更を行ったことに思い付きました。
それが原因かもしれません。

3.対策:

エラーメッセージに従って、fsckコマンドでファイルシステムを補正。
fsckは「File System Consistency Check」の略で、ファイルシステムの整合性を確認し、必要に応じて修復します。

# 1.rootユーザのパスワードを入力して、Enterキーを押す
<省略>
# 2.不整合の対象を修復
fsck /dev/mapper/root
# 3.上記のコマンドが完了後、サーバを再起動(不整合の対象がまた出てくる場合、1.2.3.を繰り返す)
reboot

4.補足:

fsck [オプション] [デバイス]
-a:対話的な確認なしで自動的に修復を試みる。
-r:ファイルシステムのエラーを対話的に修復する。
-n:チェックを行い、問題がある場合に修復を行わずに報告する(読み取り専用モード)。
-y:すべての質問に自動的に「yes」で回答する。
-C:進行状況を表示する。

ただし、ファイルシステムがマウントされている場合は、チェックを行う前にアンマウントする必要があります。一般的に、システムの再起動中に自動的にfsckが実行されることがありますが、特定のシステムで手動で実行する必要がある場合もあります。

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