XML中の数値文字参照

XMLファイルの中に、
<name>&#27494;<name>の記載があります。
この武はなんでしょう？

下記サイトで検索して、わかりました。
https://0g0.org/search/

検索内容：
武
URLエンコード(UTF-8) : %E6%AD%A6
URLエンコード(EUC-JP) : %C9%F0
URLエンコード(Shiff_Jis) : %95%90
数値文字参照(10進数) : 武
数値文字参照(16進数) : 武

質問：
XMLの中に日本語を数値文字参照(10進数) で表記する理由はなんでしょうか？
回答：
XMLの中に日本語を数値文字参照(10進数)で表記する理由はいくつかあります。

１．エンコーディングの問題を回避する:
XML文書は通常、UTF-8やUTF-16などのUnicodeエンコーディングで書かれます。しかし、一部のテキストエディターやプログラムはUnicodeサポートが不十分な場合があり、特に日本語の文字を正しく表示できないことがあります。そのため、数値文字参照を使って日本語を表現することで、このような問題を回避できます。

２・クロスプラットフォームの互換性:
数値文字参照は、異なるプラットフォームや環境での互換性を確保するのに役立ちます。Unicodeは広くサポートされていますが、特定の環境やツールで正しく表示されない可能性があります。数値文字参照を使用することで、どのような環境でも正しく解釈されることが期待されます。

３．人間が読みやすくなる:
数値文字参照を使用することで、XML文書が人間にとってより理解しやすくなる場合があります。特に、日本語のようなマルチバイト文字を含む文書を取り扱う場合、数値文字参照を使用することで、文字を直接含めるよりも理解しやすい場合があります。

ただし、数値文字参照を使用することは、XML文書の可読性を低下させる場合があります。そのため、通常は、特に特別な理由がない限り、直接文字を含めることが一般的です。